先日、静岡県熱海市で大規模な土石流の発生がありました。熱海市は別荘が多く、居住実態の把握がなかなかできずに、安否確認が難航したというニュースを聞きました。
 学生時代に防災についての講演会に行った際、講師の方から「最近は近所付き合いが希薄になってきている。でも、せめて隣の家にどんな人が住んでいるのか、家族構成はどうかなどは知っておいてほしい。それだけでも災害後の対応が全然違ってくる」という話がありました。今回のニュースで、その話の意味を痛感しました。
 社協職員として、住民同士のつながりを増やし、顔の見える関係をつくっていくことに努めていきたいと感じます。また、自分自身も一住民として、近所の人たちの状況を把握しておきたいと思います。

7月心配ごと相談のご案内

7月の心配ごと相談は、以下の日程で開催します。
2名の相談員が、地域のみなさんが抱える生活上の悩みや困りごとの相談に応じます。
先に相談されている方がいらっしゃる場合、お待ちいただくことがありますので、ご了承ください。相談は無料で、事前予約の必要はありませんが、コロナウイルス感染拡大防止のため変更・中止となる場合がございますので、事前にお問い合わせをいただけると幸いです。

開催日時
7月14日(水)13:00〜15:00
7月28日(水)13:00〜15:00

※開催場所については、いずれも山田ふれあいハウスです。

日常生活自立支援事業と死後事務について学ぶ

7月2日(金)、春日市クローバープラザで開催された「福岡県日常生活自立支援事業専門員研修Ⅰ」に参加しました。
 はじめに、福岡県社会福祉協議会権利擁護センターから、本事業は「相談・助言・情報提供」「連絡調整」が基本であり、必要に応じて「代行」を行い、代理ではなく、本人の意思に沿って代わって行うことが大事であるとの話がありました。また、解約理由の25%が死亡によるものという説明があり、契約時から解約までの流れも想定した上で手続きを進めることが重要であることを学びました。
次に弓・柴尾法律事務所の柴尾知成弁護士から「死後事務について」の講義があり、2018年の民法改正で、葬儀費用や施設利用料に関しては相続手続きを経なくても凍結された口座から一定金額引き出しが可能となったと説明がありました。
今回の研修を通して、事業を行う際には利用者の利用の意思確認がもっとも重要であることを再確認しました。また、死後事務については法律の知識も必要だということを感じたため、相続について理解を深めていきたいと思います。 

出前講座

下宮行政区で行われたふれあいいきいきサロンで、「災害に備えて」と題した出前講座を行い、6名が参加しました。
警戒レベルが変わったことや分散避難、ハザードマップの確認、持ち出し品や備蓄品について話した後に、いざという時にご近所同士で助け合うために、どのような活動が必要なのかを、みなさんで考えました。
これからの時期は、大雨が心配されます。メモを取りながら話を聞いたり、ご自身の経験を紹介するなど、積極的な発言がたくさん聞かれ、関心の高さが伺えました。

新発見

広報紙の取材のためAさん宅を訪問しました。電話で住所を伺った際に、「わかりにくいところだから迷うかもしれませんよ」とおっしゃっていました。確かに、誰ともすれ違うことのない初めて通る道でしたが、100メートル以上にわたって桜の木が植えられている場所を発見しました。横に立つと枝が顔に当たるほど伸びていて、とても立派です。まだ夏を迎えたばかりですが、ピンクの花びらが満開になる春が楽しみです。

 毎朝、職場まで通勤しているときに登校中の小学生とよく一緒になります。先日、小学校の先生と話した際に、「社協の職員さんの通勤時間と被っているから、大人がいる環境の中で子どもたちが安心して登校できる」というようなことをおっしゃっていました。あまり気にしていませんでしたが、意識を変えることで見守り活動の1つになるのだと感じました。子どもたちの行動に気をつけながら、通勤時間を過ごしたいと思います。

災害ボランティア養成講座1日目

6月13日(日)、山田ふれあいハウス会議室にて、令和3年度災害ボランティア養成講座を開催し、10名が参加しました。初日となる今回は、九州防災パートナーズの藤澤健児さんに、災害ボランティアの目的・役割についてご講義いただきました。
 被災経験は、恐怖や不安につながる他、家を失ったり、コミュニティとの断絶による孤立を生んだりと様々な影響を与える可能性があります。そのため、災害ボランティアと一口にいっても、現場支援や避難所支援など多岐にわたり、各機関が得意な分野を担うことで、総合的に支援に取り組むことが重要であると学びました。
 一方で、外部の支援団体や公的な機関では対応できない、地域ならではの困りごとに直面することもあり、そういった点で、本講座のメインテーマである地域ボランティアの重要性を再確認するきっかけになりました。
 今回の講義を通して、個人的に特に印象に残ったのは、被災による関連死は、事後、時間が経過して増加する傾向にあるということです。このことから、災害は乗り越えて終わりではなく、むしろ、そこからの支援をどう展開していくかが重要なのだと感じました。支援を求めている人に必要な支援が届くように、災害ボランティアセンターとしての役割を整理し、有事に備えたいと思います。

熱中症

最近、急激に平均気温が上がり、30℃を越える日も多くなってきました。少しずつ夏に近づいてきているのが分かる中、この時期に注意すべきなのが熱中症ですね。
ニュースでも取り上げられていますが、特に昨今はマスクの着用により、熱がこもりやすかったり、喉の渇きに気づきにくかったりと、例年とは違うところに影響が出ています。定期的に水分を摂ったり、1~2分時間を取って、思いきってマスクを外し、一息いれるタイミングを作ったりしてもいいかもしれません。感染対策も大事ですが、無理のない範囲で自分にあった方法を見つけ、熱中症対策も心がけていきましょう。

 新聞を読んでいると、200168日に起こった大阪教育大附属池田小学校の事件から20年経ったという記事を見つけました。そして、この事件を機に校門の施錠や防犯ブザーの配布、登下校時の教職員による見守りなどの防犯対策が進んだと書いてありました。
 現在、このような防犯対策は普通になってきました。その当たり前だと感じていることが教訓の上にあったのだと知り、過去を振り返ることの大切さを感じました。
 「温故知新」故きを温ねて新しきを知る。仕事でも私生活でも原点に帰ることや過去の教訓を活かすことを忘れないようにしたいと思います。

相談からの学びを伝える

社会福祉士の資格取得を目指す大学生が、ある事業所に実習に来ることになり、本会の自立相談支援センターについて話してほしいとの依頼を受け、センターの相談を通して感じたことや学んだことを、事例を交えながら伝えました。
センターが始まった当初は、それまでに想像もしていなかったような相談や考えたこともなかった困りごとを抱えた方の差し迫った生活を目の当たりにして、どうしたら良いのかわからず、解決策も見出すことができず、無力感を感じる日々が続きましたが、その困りごとから必要な事業を作り出したり、協力してくれる方々とつながることができたりと、一歩ずつ進んできた日々を振り返ることができました。
相談者の身になって生活を想像し、いかに自分のこととしてリアルに感じ取り、相談者の希望する生活に近づけるようにどうしたら良いのかを一緒に考えること、その中から支援の方向性を見立てること。簡単ではありませんが、一方的な支援ではなく、「ともに」を大切にしたいと改めて感じました。