水俣病と家族の歩み

今日、午後1時30分から稲築地区公民館で支えあいのまちづくりサポーター養成講座を開催しました。
今日で、第8回目を迎えるこの講座は、本会の設立10周年記念事業として開催しているものです。
今回は、水俣市立水俣病資料館で語り部をされている杉本肇さんを講師に、「水俣病と家族の歩み」をテーマに話していただきました。
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杉本さんは、水俣という地名が病名になっているため、「水俣出身」というだけで差別を受けてきたこと、また被害者と加害者が同じ地域の中で生活していることからこの問題を語ることもできない雰囲気があったことを語られました。また感染症を疑われて、周囲の地域の方からとても厳しい眼差しを向けられたこと、訴訟を起こしたことで親族からも縁を切られたこと、学校ではいじめの対象とならないように家族の話は誰にもしなかったことなど、水俣病を患われたご家族との歩みを語られました。
しっかりと事実を学び続けること、それを自分に置き換えて普段の生活を省みること、そしてそれをこれから先に生かしていくことが大切だと改めて感じました。