憲法・安保法制の話

今日は、小竹町のNPO法人ちくほう共学舎『虫の家』で、第36回筑豊民塾が開催されました。1ヵ月程前に、事務局長の髙石さんから、「“今どきの若い者(もん)”が語る憲法・安保法案の話」という主題で、若者の発言者に話をしてもらう予定にしているので、自由に想いを述べてくれませんか?とお話をいただいていたので、今日は発言させていただきました。私の他には、九条の会・筑豊世話人の大分智見さん、西南学院大学に通われていてFYM(Fukuoka Youth Movement福岡の若者有志で構成された安保法案反対団体)の発起人である熊川果穂さん、水俣・福岡展実行委員の筑後谷美翔さんが話をされました。
まず、髙石さんから、今回、若者や女性、他にもたくさんの全国民が反対の声をあげていたのにそれでも成立してしまった安保法制ですが、私たち側の問題を考えてみませんかと問いかけがありました。今回の動きの特徴として、いわゆるふつうと言われる若者や学生が個人としてのわたくし発の運動を行っていること、例えばデモの時のコールがラップ感覚であったり、国会でも若者がみんなが参加できるように気配りしながら演出していること、生き生きとしたノリの良さがあること、またコールの中に民主主義、立憲主義ということが入っていたこと等があり、今日は若い人たちの声を聞き、みんなで横議、交流しましょうと言われました。
まず私から発言したのですが、社協で取り組んでいることや社協に入って変わった自分の価値観等を含めて自己紹介をし、そして戦争は、社協が目指す安心して暮らせる地域づくりを根本からこわしてしまうものであり、一瞬にして「権利」「福祉」を奪うソーシャルワーカーの敵だと思うことを話しました。第4回支えあいのまちづくりサポーター養成講座の講師アーサー・ビナードさんから伺った言葉の使い方や自分の立ち位置のことから、事実や歴史をしっかりと知って、きちんと理解し伝えて共有することの大切さを学んだことや戦争を知らない世代だからこそ自分がどう行動するかが問われていると考えること等、私なりの話をしました。
他の発言者の方は、実際にデモにも参加したり、自ら運動を起こしたりととても積極的に取り組まれていて、話を聞いてとても勉強になりました。筑後谷さんからは、職場の中で政治の話がしづらい状況があるがそれ自体おかしいんじゃないか、でもどこかに体裁を気にしてしまっている自分がいること、可決したからといって無気力になるのではなく、自分は意見をもっているということを忘れずにもっともっと草の根的にいろんな人とこの問題を話すことが社会を変えていく力になるんじゃないかということの話がありました。大分さんからは、この社会は言葉のオブラートで真実を隠していること、コミュニケーションをとらないから戦争が起こるのではないか、デモをやって何が変わるんだという声があるがデモをやることでデモをできる世界へと変わる、思考を停止させずに自分の意見を発信していきたいという話がありました。
熊川さんからは、水俣のことを学んで、これまで平和だと思って生きてきた日本がそうではなういことを知ったこと、関わらずとも生きていけるけど同時に知ったからには関わらないといけないという気持ちが込み上げたこと、戦争をする社会になるとこういった切り捨てられる人がいるということに強い危惧を感じたこと、「私さえよければ」という気持ちになってしまう自分がいること、何かの犠牲の上に生きているということを感じることはとてもきついことだがでもそこに想いを馳せることが大事だと思うことの話がありました。
そのあと、参加されたみなさんから意見や感想が述べられ、いろんな交流をしながらみなさんといろんな想いを共有したり学んだりできた時間でした。
最後に髙石さんから、今日から一歩踏み出せるのではないでしょうかと話があり、私も今日からどんな行動ができるか、どう変われるのかと、そう問い続けたいと思いました。
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