今、なぜ伴走型支援が必要なのか

昨日は、桂川町住民センターで、飯塚市・嘉麻市・桂川町社協合同の公開講演会を開催しました。
講師はNPO法人 抱樸 理事長、ホームレス支援全国ネット代表の奥田知志さんで、生活困窮者支援の現場から、今、なぜ伴走型支援が必要なのかをお話いただきました。
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奥田さんは、高齢者世帯や母子世帯、また保護世帯がこの10年間で3倍も増加したこと、地域の中でつながりがなく最低限度の生活を送っている『見えない貧困』である方が多い等という背景があり、生活困窮者自立支援制度が導入されることを説明されました。この制度の対象者について、社会保障制度から外れてしまう現役で働く人が対象になるというポイントを強調されました。
また、ホームレス状態にある人、生活困窮している人をそのまま受け止めて受け入れる施設『抱樸館』を立ち上げられたこと、現場で支援されている方のお話等がありました。そのなかで、生活困窮者支援では、まず目の前の困っている個人(対個人)に向き合い支援することが大切であるが、同時に、生活困窮者を生まない社会を創造すること(対社会)を忘れてはならないことを学びました。
人が働く時に、誰のために働くのかということは普段意識しなくても、大切なことで、経済的困窮と社会的孤立は深く結びついているという話から、人とのつながり、『人』の大切さを改めて感じ、この制度で何をしなければならないかを考えることができました。